平成30年H1(2018年)法規 問12 第三種電気主任技術者試験(電験三種)丁寧に解いていく(過去問解法)(国家資格)甲種風圧荷重 乙種風圧荷重

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風圧荷重の問題です。
風圧荷重の問題は確実に正解しておきたい問題ですね!

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問題

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(a)

まずは必要なことをピックアップ

1.甲種風圧荷重:電線の垂直投影面積(電線1m)について980Pa 
        \(\displaystyle \frac{電線の直径[mm]}{1000}×長さ(1m)×980Pa\)
2.乙種風圧荷重:電線周囲に厚さ6mmの氷雪が付着した状態に対し、
        垂直投影面積(電線1m)につき490Pa
        \(\displaystyle \frac{電線の直径[mm]+6mm × 2}{1000}×長さ(1m)×490Pa\)
電線の周りに雪が6mmずつ付着しているので6mm×2=12mmを電線の太さに
追加します。

3.丙種風圧荷重:電線の垂直投影面積(電線1m)について490Pa 
        \(\displaystyle \frac{電線の直径[mm]}{1000}×長さ(1m)×490Pa\)
丙種は問題として出ないと思う。。。自己責任で

覚え方:7×7=490Pa 490Pa×2=980Pa
    どこかのサイトで見たやつで覚えています
    しちしち49が覚えやすかったです

高温季:甲種風圧荷重
低温季:低温季に最大風圧を生じる地方
    甲種風圧荷重、乙種風圧荷重の大きいほう
低温季:低温季に最大風圧を生じない地方
    乙種風圧荷重


↓問題出る確率は低いので覚えなくても問題ないと思う。。。自己責任で
低温季:氷雪の多い地方以外の地方
    丙種風圧荷重
人家が多く重なる場所
    丙種風圧荷重

さて、問題は、人家が多くない、氷雪の多い地方、低温機に最大風速を生じる

ってことは甲種、乙種の大きいほうですね!

甲種風圧荷重:\(\displaystyle \frac{15[mm]}{1000}×長さ(1m)×980Pa\)
       =14.7N
乙種風圧荷重:\(\displaystyle \frac{15[mm]+6mm × 2}{1000}×長さ(1m)×490Pa\)
       =13.23N
甲種風圧荷重のほうが大きいので 14.7Nです
正解は(3)

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(b)

では求めましょう
乙種が甲種より大きくなる仕上がり外形を求めればOKです
仕上がり外形はXにしておきましょう

\(\displaystyle \frac{X+6 × 2}{1000}×1×490 ≧ \frac{X}{1000}×1×980\)
乙種風圧荷重      甲種風圧荷重

\(\displaystyle X ≧ 12\)
仕上がり外形が12mm以上であれば乙種になりますね

正解は(2)です

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